介護付き有料老人ホームの入居一時金は家賃相当額の前払い金と考えるのが一般的で、一時金を支払うことで月額の利用料は安くなります。
入居一時金は数十万円から数億万と施設によってさまざまです。
最近は【入居金0円】の施設もあり、月額利用料（15万円～35万円位）のみで入居できる施設もあります。
多くの施設では、入居一時金の30%などを初期償却として扱い、残額を一定の期間（5年から15年程）で均等償却していきます。

介護付き有料老人ホームのパンフレットに記載されている『月額利用料』の金額の内訳は、「家賃・管理費・食費」を合計した金額になります。
こちらの金額の他に「介護保険自己負担額・水光熱費・医療費・雑費（日用品・オムツ等介護用品・通信費・介護保険外のサービス）」などがかかります。

サービス付き高齢者住宅（サ高住）場合、一般的なアパートや賃貸マンションと同様に入居時に敷金を支払います。
初期費用としては、敷金として賃料の2~3ヵ月分が設定されていることが多いです。
最近では敷金0円の施設もあります。
パンフレットに記載されている月額料金の内訳は、「家賃・管理費・サービス費」を合計した金額（10万円～30万円位）になります。
食費についてはお部屋のキッチンで自炊、もしくは施設での提供を受けるといった形になります。
食事の提供を受ける場合、召し上がった分だけを支払う形式が一般的です。
水光熱費はお部屋ごと使用した分のお支払いになります。
その他かかる費用としては、医療費・薬代・雑費（日用品・オムツ等介護用品・通信費・介護保険外のサービス）」などがあります。介護サービスを利用した場合介護保険の自己負担額があります。